毎年ハチに刺される日の出男
久しぶりに日の出男がやって来た。画像は数年前のもの。
日の出の特技は山の木の実採取で、ムカゴや山ビワなどどっさり収穫してくる。
今日はまたたびの虫こぶ「モクテンリョウ」を3kg持参、冷凍保存して販売する。
よくスズメバチや毛虫に刺される日の出男は解毒スプレーの人体実験に最も貢献した。
「おい・・最近ハチに刺されたことは?」
「毎年 刺されてる・・」
「・・・ スズメバチか?」
「アシナガバチ・・」
「スズメバチは?」
「5年前に刺され それから毎年アシナガバチ」
「よく飽きずに懲りずに刺され続けるもんだな」
「タラノ木を剪定中、チクっとして、タラの棘にしては痛いなと思っていたら・・ アシナガバチがブ~~ンって」
「タラの棘かハチの針かわからんかったんだな」
痛みが止まり腫れもしない解毒スプレー、とっても役に立っているようだが、それにしては刺され過ぎではないか。
今年の夏、同じ私設動物園のスタッフがまむしに噛まれ、救急車で運ばれたと言う。
毒が回る前、噛まれて1分以内なら解毒スプレーで消せる。
日の出男は動物園内に不法侵入したまむしを2匹捕まえた。
慈悲が芽生え、酒や干物にせずにペットボトルに入れ、遠くの山に逃がしてあげるつもりだった。
しかし車中に置いたまま忘れてしまい、気が付いたら2匹のまむしは熱中症であちらの世界へ。
「ちゃんと 埋葬して 不運を弔ったのか?」
「いや・・すぐにさばいて 干物に」
「・・・・ ・・」
ま・む・し の 干物 食べたい?
早よ 入らんね 指噛むなよ
ご協力ありがとう~ マム太郎
ちゃんと安住の地に逃がしてあげるんだぞ
干物に するなよ
面白かったら・・・ ポチ