シロナガスクジラから学んだお食事法
幼少より環境に恵まれ、海山川の自然界から多くを学び、タコや猫やゴキなど多くの動物達からも学んだ。
その中のお気に入りに「シロナガスクジラから学んだお食事法」がある。
中高生の時は潜水漁で海に入ると2時間くらい陸に上がらなかった。
昼食はいつも磯だったが、海の生き物たちは海中で食事する。
真似しても良いのだが、海水が辛過ぎて食べられるものではない。
シロナガスクジラのお食事法を知ってからは不可能が可能に転じた。
食べ物だけ飲み込んで海水を吐き出せばよいのだ。
2011年10月
(水深3mのサザエで実験)
水深3mまで行くのに2秒、海底の石で割って身を外すのに5秒、破片と内臓をとって綺麗にするのに5秒、口に入れて海水を吐き出すのに3秒、噛んで飲み込むのに5秒、浮上に2秒。
しめて22秒、30秒もかからなかった電光石火の早業だったな。ラッコにだって出来ない。
やろうと思えば背の届かない海の上でも底でも食事は出来ると言うことだ。
それに・・適度なむー塩味でなかなか旨い。
本来のタンパク質に本来の塩、これ以上の理に適った食事法はない。
陸での休憩なしで漁を続ける「省エネ食事法」とも言える。
無精な野人にはぴったりだが、時間があれば陸で景色を眺めながらゆっくり味わったほうが旨いに決まっている。
万が一遭難して身体一つで漂流した時は・・・漂流物と間違えて寄って来た魚を捕まえ食事も摂れるだろう。
なかなか寄り付かない場合、魚を寄せるのは・・
チョウチンアンコウ珍作戦・・しかない。
アンコウは頭の上のミミズのようなチョウチンをぴくぴく動かしてエサに見せて近づいた魚をパクリ。
流木になり切り、魚をパンツの中に誘い込めばよいのだが・・
ちょうちんの代用品はエサにしては大き過ぎるし・・
魚を誘うあの絶妙な動きも難しい。
魚を捕まえるタイミングが遅れると・・大変
大物になるほどカプリは・・と~っても痛い
それに・・冷たさで縮んで、ひっこんで・・
海水温の影響も受ける 超珍妙な技・・
あきらめるか・・1%の可能性に賭け お特訓するか・・
腹減るよりも前に・・・低体温症か サメのエサ・・
そちらが先に来そうだが、何事も最後まであきらめないことが人として大切なことだな。
チョウチンアンコウ珍作戦の成果
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