厄介な財政均衡主義
株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「アメリカのトランプ新政権を読む(前半)」三橋貴明 AJER2024.12.31 令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆一般参加可能な講演のお知らせ。やまと経営者連盟「大阪講演会 2025年1月26日(日)」http://daikeiren.shop/?tid=2&mode=f12 【教科書に載らない】人類の戦争と兵器はこうして発展した!理想主義者が目をそらしたがる歴史を解説[三橋TV第963回] 三橋貴明・菅沢こゆきhttps://youtu.be/8y0gVu30ByY 先日のニコ生が巧く配信されなかったようなので、もう一度やります。日時は、19日(日)20時からです。(18日(土)は経済塾につき無理なのです) 会員の方も、非会員の方も、こぞってお越しください(チラ見せもあります)『各国で政権を崩壊させたユートピアニズムのトリニティ(三位一体)https://live.nicovideo.jp/watch/lv346768863驚くべき状況です。昨年来、財政均衡主義、グローバリズム、そしてリベラリズムという「ユートピアニズムのトリニティ(三位一体)」が、いわゆる「西側諸国」で次々に政権を崩壊させてしまった。あるいは政権交代を実現してしまった。イギリス、オーストリア、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダ。もちろん、日本でも「始まっている」のです。』 三つのユートピアニズム、ユートピアニズムのトリニティとは、財政均衡主義、グローバリズム、そしてリベラリズムになります。 個人的に、一番「ムカつく」のがリベラリズムになりますが、一番厄介なのが、恐らくは財政均衡主義です。 グローバリズムやリベラリズムは、価値観の問題に過ぎず、言葉が通じる。「どちらの価値観に賛成ですか?」 という話であるため、まだしも会話、議論になる。 それに対し、財政均衡主義の根底には「貨幣観の間違い」がある。言語が異なるのも同然です。 貨幣とは、モノではない。債務と債権の記録、つまりは貸借関係である。 我々が銀行からおカネを借りたとき、銀行は「自らの負債」として計上される銀行預金を「ゼロ」から発行する。キーボードを打つだけ。 あるいは、政府が国債を発行し、支出続きをみる
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