本格的な少数与党政権
株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「消費税の本質ー輸出戻し税(前半)」三橋貴明 AJER2024.12.3 令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆一般参加可能な講演のお知らせ。やまと経営者連盟「大阪講演会 2025年1月26日(日)」http://daikeiren.shop/?tid=2&mode=f12 宮沢洋一はこれを学べ!減税を嫌う政治家は絶対に「GDP」が何か理解していないので解説します [三橋TV第954回]三橋貴明・菅沢こゆきhttps://youtu.be/ES8IW0ozDyg 今回の基礎控除等やガソリン税の暫定税率の問題は、財務省を戦後最悪のピンチに陥らせています。 少なくとも、基礎控除等が178万円に引き上げられ、暫定税率が廃止された場合、所管官僚の出世の道が閉ざされるのは確実です。 というわけで、死に物狂いの抵抗を見せているわけですが、「財務省の代理人」である宮沢洋一や「財務省の橋頭堡」である自民党税調が、もう滅茶苦茶に目立ってしまった。 しかも、どうも財務官僚や宮沢は、「少数与党」という現実を理解せずに、暴走しているように見える。 税制大綱は決めることができても、これはただのガイドラインですから。実際には、閣議決定し、改正法案を国会で通さなければならない。 通常予算の成立が危ぶまれている状況で、改正法案など通るわけがない。 つまりは、宮沢らは、「自民党の税調でインナーにより決定し、閣議決定すれば、自動的に改正法案が国会を通る」 という、今年10月27日以前の感覚でいるようにしか思えないのです。 さすがに、自民党内でも、「宮沢さん、少数与党の意味が分かっているのかな?」 といった疑念を持つ人が出てきているそうです。 もっとも、日本が「本格的な少数与党政権」になるのは初めてなので(羽田内閣はすぐに潰れた)、多数与党時代の決定プロセスについて「当然」と宮沢が思っていたとしても、不思議でも何でもありません。人間、なかなか頭の中身をアップデートできないものです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆お待たせいたしました「三橋貴明×荒川和久:抱腹絶倒!-独身王国「江戸日本」の真実-(後編)」がリリースになりました。https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply続きをみる
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