地球が最終氷期の渦中にあった時代、ロシアのシベリアとアメリカのアラスカはベーリング陸橋によってつながっており、動物たちの移動ルートとして重要な役割を果たしたとされている。ただその当時の環境は、これまで考えてられていた乾燥した草原地帯などではなく、かなり渡りにくいものだったそうだ。最新の研究で、水浸しの湿地帯が広がる複雑な地形であったことが明らかになった。全ての動物がこの沼地を渡ることができたわけではなかったのだ。現在は水中に沈むベーリング陸橋を初調査 現在はアラスカとベーリング海峡の間の海中に沈んでいるベーリング陸橋(ベーリング地峡とも呼ば […]