冷戦時代から各国で運用されていた「軍事イルカ」の存在は、SFのようでありながら現実だ。イルカの学習能力の高さや模倣力、自己認識力、そして問題解決能力の高さは、科学的にも実証されている。最新の報告によると、特殊訓練を受けたイルカたちは、現在もアメリカの核兵器を守る重要な任務を果たしているという。米軍によりジョージア州のキングスベイ海軍潜水艦基地とシアトル近郊のキトサップ海軍基地に配備されたイルカが、既存の核兵器の約4分の1を防衛する任務に就いているという。アメリカの海洋生物軍事活用の歴史 1959年、米海軍はアシカ、ウミガメ、海鳥、サメ、エイ […]