最高の結果
株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「日本の解雇規制は世界的に見て厳しくない、という真実(前半)」三橋貴明 AJER2024.10.1 令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。 衆議院選挙2024の結果についてLIVEで解説します[三橋TV第931回特別回(ゲスト:池戸万作)]https://www.youtube.com/live/fl7sSzhQ0C0 自民党が惨敗したので次の展開を解説します【三橋貴明】https://youtu.be/rknbW7sZrA0 上記の動画を配信し、コメントを読んでいて気が付いたのですが、意外と皆さん、現在の状況を分かっていない。 特に、与党が衆議院で過半数を割った意味。 これは、予算を自分たちだけでは決められないという話なのですよ。 参院の過半数を割ったとしても、予算は衆院を通せば、30日で自然成立になります。つまりは、野党が参院で過半数を獲得するだけでは、与党側は予算が通せる。 それに対し、衆院の場合は違います。 予算を含む、全ての法案を通せなくなる。これが、重要なのです。 理由は、与党側が予算(だけではないですが)を通したいならば、野党と話し合わなければならないためです。ようやく、議論が始まる。 また、今回の議席配分について、わたくしが「最高の結果」と言ったことに反発が多いのですが、あのね。 わたくしは、「自公が過半数を大きく下回り、立憲民主党が比較第一党にならない」状況を望んでいたのですよ。そのまんまになった。 多くの視聴者の方々は、「自民党はもっと減るべきだった」「立憲民主党はここまで伸びるべきではなかった」 と、反発されていますし、わたくしもそう思いますが、これ以上は無理なのよ。理由は、衆議院選挙に立候補するためには、供託金が必要になるためです。衆院小選挙区で300万円。比例区は600万円ですよ。 供託金が高いと思っただろうし、わたくしもそう思うけど、それをここで吐き出しても意味がない。地元の政治家に言ってくれ。 供託金が高すぎるため、国民民主党、れいわ新撰組、参政党といった、まともな中小政党は、常におカネ(供託金)に苦労する羽目になる(議席が増えると、政党交付金が増えるため、少し楽になる)。 つまりは、今回の総選挙で国民民主党が数百人の候補を立てるなど、端から無理だったのですよ。実際、国民民主党は比例の議席数が増え過ぎたにも関わらず、比例名簿の候補者が足りず、三つの議席を他党に献上する羽目になった。とはいえ、三名を比例名簿に掲載するためには、1800万円(!)が必要なのだよ。 さすがに、解散時に続きをみる
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